機種名 | SPC |
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BROW86ML |
・全長: 262cm(8.6f) ・継数: 2 ・ガイド数: TOP1/9 ・リアグリップ長: 33cm(リールフットのセンターまで) ・自量:ー ・適合PE:0.6-1号 ・ルアーウェイト:6-28g ・シーバスのアベレージ・50cm〜60cm ・最大80cm ・価格:52,800(税別) |
BROW88M | ・全長: 268cm(8.8f) ・継数: 2 ・ガイド数: TOP1/9 ・リアグリップ長: 37cm(リールフットのセンターまで) ・自量:ー ・適合PE:0.8−1.5号 ・ルアーウェイト:8-40g ・シーバスのアベレージ・50cm〜70cm ・最大90cmオーバー ・価格:53,800(税別) |
BROW96MH | ・全長: 292cm(9.6f) ・継数: 2 ・ガイド数: TOP1/10(ダブルフットガイド4シングル6) ・リアグリップ長: 40.5cm(リールフットのセンターまで) ・自量:ー ・適合PE:1-2号 ・ルアーウェイト:10-55g ・シーバスのアベレージ・60cm〜90cm ・最大100cmオーバー ・価格:54,800(税別) |
BROW107M |
・全長: 326cm(10.7f) ・継数: 2 ・ガイド数: TOP1/11 ・リアグリップ長: 41.5cm(リールフットのセンターまで) ・自量:ー ・適合PE:1-2号 ・ルアーウェイト:10-45g ・シーバスのアベレージ・60cm〜90cm ・最大100cmオーバー ・価格:56,800(税別) |
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コンセプトは「余裕を持ってランカーが捕れて、安心感のあるバレないロッド」
私が高校生の頃から覚えたシーバスゲームですが、今から30年前、第二次シーバスブームと呼ばれる創世記。
この時期から本格的にどっぷりとシーバスにハマる事になったのですが、あの頃のシーバスロッドって、よくバレるイメージが実はあまり無いんですよね。
まあ、PEラインも無くナイロンの時代でしたから、それもバレない要素になっているのは確か。
当時は重くて低弾性のロッド、もしくは最新と謳ってるけど、やたら硬いだけのバレる竿しか無かったわけで、しかしながら前者の古い基準のロッドは、よく曲がり小型から大型まで比較的ランディングに持ち込める率は高かった様な記憶がある。
そしてPEラインの本格的な登場。今や主流になり私自身もPE無しでは到底無理だと感じるほどPEへの信頼度は高いのですが、それに反してバラシが増えた様な気がしていた時期があったのも確かです。
掛けるシーバスの数が増えたのかもしれませんが、糸に伸びがないので感度は良いんですが、とにかくバレやすい。
そりゃそうですよね、伸びないのですから。
そこで今度はロッドにバレにくさを求める流れが生まれ、パラボリックによく曲がる竿を好んで使う様になったんです。(シーバスロッドでは無く、トラウトロッドを好んで使う事もある程でした)
さらに今度はリールのドラグ性能に重点をおいて、急激な突っ込みをドラグ性能の良さがカバーしてくれて、みたいな流れです。しかし、以前はそんなに良い性能のドラグリールって無かった。
でも、ランカーってちゃんと捕れていたんです。
つまり、ドラグ性能をロッドのしなやかさがカバーしてくれてたんです。
そして月日は流れ現在、『高感度』『飛距離』『軽さ』という流れが主流になり、とても硬くて薄いカーボンロッドが一気に増えました。
新しい巻き方や新素材、新しいコーティング。確かに時代の流れもあり、当時プロをしていた頃からそのコンセプトでロッドを作ってもらっていたのも確か。
しかし、じっくりよく考えてみたんです。
30年ほどシーバスをメインに狙って来た結論として、『バレにくく、慌てず落ち着いて獲れるロッド』が、結果的に1番求めてる事に結論が落ち着きました。
思い返しても大型シーバス含めて、過去にランカーを釣り上げた竿が、硬くて軽い高弾性の竿ではないんですよね。
硬いと魚が暴れる、パワーはあるけどかなりのテクニックと運がなければ多くの人はランカーを獲るのが難しいんです。
そこで今回作ったのが、『自分が1番、自信を持って使える安心感のあるロッド』です。
さらに『キャストして気持ちいい、トラブルが少なく疲れない』というのも大きな要素です。
新基準のガイドセッティングが、それを叶えてくれて、簡単に言えば、もともと好きだったよく曲がるバレない竿に、ブランクスの粘りとバランス、新基準の新しいガイドセッティングを螎合させたんです。
これがバシッとはまり、自分が予想していたより遥かに良いロッドが生まれました。
それがこの武鱸【BROW】シリーズです。